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「今どきの就活」って、いったい何からスタートするの?

インターンシップ&キャリア(※)への参加、大学主催のガイダンスへの出席、自己分析、業界研究など、就活生によって就職活動の進め方はさまざまです。そうした取り組みを始めるにあたって、多くの学生が利用しているのが「マイナビ2027」などの就活準備サイトです。就活準備サイトに登録し、有効活用することが、就職活動のスタートラインに立つ第一歩になります。保護者としても、この基本的な準備を後押ししてあげることが大切です。
今の就職活動は、インターンシップ&キャリアへの参加、自己分析、業界研究、選考対策など、さまざまな就活準備が重要とされています。なかでも、インターンシップ&キャリアに参加するには、マイナビなどの就活準備サイトに登録し、気になる企業にエントリーするというアクションが一般的です。
一体、今どきの大学生は就職活動を何から始め、どのように進めているのでしょうか。そして保護者としては、どのようなサポートができるのでしょうか。
この記事では、マイナビの調査データをもとに、「大学生が何から就職活動をスタートするのか」について解説します。お子さまが迷わず就活準備の第一歩を踏み出せるよう、保護者としてできるサポートについて一緒に考えていきましょう。
※インターンシップ&キャリアとは、学生が企業で実習や研修的なプログラムをもとに就業体験などをする場のことです。
大学生の就職活動、「スタートライン」はどこにあるのか
今どきの大学生は、いったい何から就職活動をスタートしているのでしょうか。マイナビの調査によると、「大学主催のガイダンスに出席した」が46.5%で最も多く、次いで「自己分析をした(42.3%)」、「業界研究をした(39.0%)」、「企業研究をした(34.7%)」と続きます。それぞれが関心や目的に応じて、自分なりの第一歩を踏み出していることがわかります。
こうした準備の初期段階において、保護者が「まずはガイダンスに参加してみたら?」と声を掛けたり、自己分析の存在をさりげなく伝えたりといった後押しは、お子さまの行動を促すうえで非常に有効です。ただし、その関わりが「口出し」に変わってしまわないように注意しましょう。大切なのは、お子さま自身のペースと主体性を尊重しながら、そっと背中を押すような距離感で支えることです。

参考・引用:マイナビキャリアリサーチLab「2026年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(4月)」
約8割の学生がインターンシップ&キャリアに参加
何から着手するかは学生によりけりですが、なかでも近年、就職活動の準備段階において「インターンシップ&キャリア」が注目を集めています。マイナビの調査によると、実際に参加した学生は約8割に上り、就職活動のスタートとして関心を持つ学生が増えていることがうかがえます。

参考・引用:マイナビキャリアリサーチLab「2026年卒 大学生 広報活動開始前の活動調査」
なお、「2027年卒大学生キャリア意向調査7月<インターンシップ・キャリア形成活動>」では、夏季休暇中にインターンシップ&キャリアに参加したいという学生は96.4%でした。
参考・引用:マイナビキャリアリサーチLab「2027年卒大学生キャリア意向調査7月<インターンシップ・キャリア形成活動>」
もしお子さまが就職活動に向けて少しずつ動き出そうとしている段階なら、「興味のある業界があるなら、どんな企業がインターンシップをやっているか調べてみたら?」といった、さりげない声掛けが行動のきっかけになるかもしれません。もちろん、授業やゼミ活動など、学業は決しておろそかにはせず、そのうえで、無理のない範囲で関心を持っておくこと自体が、お子さまの今後の選択肢を広げる一歩につながることでしょう。
インターンシップ&キャリアについては以下の記事で詳しく紹介しています。併せてご覧ください。
「働くイメージ」を育めるインターンシップ&キャリア
マイナビの調査データから、インターンシップ&キャリアへの参加は、「働く」ことについて多くの学びを得られる機会になっていることが見えてきます。お子さまが参加した場合は、「どんな内容だった?」「印象に残ったことはあった?」といった、さりげない声掛けを通じて、お子さまの中にある気づきや感じたことを自然に引き出すことができるはずです。
こうした参加後のフォローが、保護者の大切なサポートの一つといえるでしょう。

参考・引用:マイナビキャリアリサーチLab「2026年卒 大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(4月)」
単に「参加した」だけで終わらせず、話を聞くことでお子さま自身が経験を振り返り、次のステップを考えるきっかけにもなります。また、もしお子さまがインターンシップ&キャリアへの参加に迷っているようなら、「大学のキャリアセンターに相談してみたら?」とそっと伝えることで、自主的な行動を後押しできるかもしれません。インターンシップ&キャリアでの経験を次の行動へとつなげていくには、保護者のちょうどよい距離感での声掛けが、とても大きな支えになることでしょう。
インターンシップ&キャリアについて、保護者はどのようなサポートを心がければよいのか、以下の記事で詳しく解説しています。併せてご覧ください。
インターンシップ&キャリア参加の第一歩は、就活準備サイトの登録
近年、就活生の注目が高まるインターンシップ&キャリアですが、こうした活動に参加するには、「マイナビ2027」などの就活準備サイトに登録するのが一般的な入口で、サイトを通じて気になる企業にエントリーします。エントリーとは、企業に「興味があります」という意思を示す最初のアクションであり、これを経てインターンシップ&キャリア参加の道が開かれます。
就活準備サイトは単なる情報提供の場ではなく、自己分析ツール、企業研究のための業界・職種解説、ES(エントリーシート)対策、面接対策といった就活準備に必要なあらゆる機能を備えています。多くの学生がこれらのサイトを活用しており、今どきの就職活動には欠かせない情報源です。保護者としても、こうした就活準備サイトの存在や使い方を知っておくことで、お子さまが何をしているのか、どんな段階にいるのかを把握しやすくなることでしょう。
マイナビでは、就職活動中のお子さま向けに役立つ情報を提供しております。各企業のインターンシップ&キャリアについて情報収集をする場合は、ぜひマイナビの就活準備サイトをご活用ください
- 「マイナビ2027」を見る
低学年から始められる「キャリア形成」
近年では、大学1・2年生のうちからキャリア形成活動に取り組む学生が増加傾向です。「マイナビ2026年卒大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(4月)」によると、低学年(大学1・2年)時になんらかのキャリア形成活動に参加した経験がある学生は53.9%に上ります。
その内訳としては、「大学の授業で実施されるキャリア教育(23.9%)」、「大学が主催するオープン・カンパニー型プログラム(18.7%)」、「企業が主催するオープン・カンパニー型プログラム(11.3%)」となっています。

参考・引用:マイナビキャリアリサーチLab「2026年卒 大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(4月)」
こうしたキャリア形成活動の取り組みを低学年時から始めておくことで、大学3年生になってから焦ることなく、落ち着いて就職活動の準備に取り組めるようになります。そして、結果的に自分の興味や適性に合った進路を選びやすくなり、納得感のある職業選択に役立つと考えられます。将来を見据えた低学年からの行動が、大学生活全体を充実させるきっかけにもなるのです。
マイナビでは、大学1、2年生のためのサイト「START」や、社会で活躍するための知識やスキルを身に付けられるキャリア学習サービス「My CareerStudy」などのコンテンツを用しています。ぜひお子さまと一緒にご活用ください。
お子さまのキャリア形成について気になる保護者の方は、以下の記事で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
家庭での対話がキャリアの展望を促進
さらに注目したいのが、キャリア形成における家庭での話し合いです。「マイナビ大学生低学年のキャリア意識調査(27・28年卒対象)」によると、キャリアの方向性が「すでに決まっている」と回答した学生のうち、「両親と将来の進路について話し合っている」と答えた割合は30.6%に達しており、低学年の段階から家庭で進路について語り合うことが、将来の見通しを持つことの一因になっている様子がうかがえます。
もちろん、積極的に話しかけるのではなく見守る姿勢で接し、お子さまが相談しやすい環境をつくって徐々に話し合う機会を設けましょう。

参考・引用:マイナビキャリアリサーチLab「大学生低学年のキャリア意識調査(2027・2028年卒対象)」
お子さまとの対話について、以下では話し合う内容やポイント、サポートの方法を解説しています。併せてご覧ください。
保護者の存在が子どもの職業観に影響
また、「将来の仕事・キャリアを考えるうえで、これまでに影響を受けてきた対象をすべて選んでください。(複数回答)」に対する回答として、最も多く挙げられたのも「両親」(50.5%)でした。
さらに、「現在希望している仕事・キャリアを意識するきっかけとなった対象を一つ選んでください」に対する回答についても、「両親」が最多で37.6%を占めています。こうした数値からも、保護者がキャリア観の形成に影響を与える存在として最も多く挙げられていることがわかります。
「最近、どんな授業が面白かった?」などのさりげない声掛けが、進路を考えるきっかけになることもあります。低学年のうちから家庭で自然に将来について話す時間を持つことが、納得のいく職業選択へとつながる第一歩になるのではないでしょうか。
参考・引用:マイナビキャリアリサーチLab「大学生低学年のキャリア意識調査(2027・2028年卒対象)」
保護者の役割は「サポーター」としての安心感
就職活動における保護者の役割は、金銭的なサポートにとどまりません。お子さまが自身の将来と真剣に向き合ううえで、精神的な支えとなり、適切な情報提供や助言をおこなう「サポーター」であるとよいでしょう。
大学3年生4月時点の調査で就職活動の準備度合いを自己採点してもらうと、「全くできていない」と回答した学生が41.3%、「あまりできていない」が39.5%に上るなど、多くの学生が就職活動の準備に自信を持てずにいます。「大学生活がもう半分終わってしまったという焦り」といったお子さまの不安な気持ちに寄り添い、対話を重ねることが大切です。

参考・引用:マイナビキャリアリサーチLab「2026年卒 大学生 インターンシップ・就職活動準備実態調査(4月)」
まとめ
本記事では、今どきの大学生が就職活動の準備をどのように進めているのかについて、マイナビの調査データをもとにご紹介してきました。就活準備の第一歩として、インターンシップ&キャリアへのエントリー、自己分析や企業研究など、多くの学生たちはマイナビ2027などの就活準備サイトに登録し、1・2年生のうちから自分なりのペースでキャリア形成に取り組む人もいます。
そうした行動の背景には、家庭での進路に関する会話や、保護者からのさりげない後押しが大きな影響を与えているのではないでしょうか。保護者も就活準備サイトを理解しておくことで、就職活動の流れや情報収集の手段を把握しやすくなり、その結果、お子さまとの対話がよりスムーズになって、必要な場面で自然にサポートができるようになります。
焦らず、過干渉にならず、信頼して見守ること。その姿勢こそが、お子さまが自分の力で未来を切り拓くための、大きな支えになるでしょう。
マイナビでは、就職活動の準備に関するさまざまな情報を提供しています。お子さまのサポートがいつでもできるように、ぜひご覧になってください。
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