
子どもが就職活動で「やっておくとよいこと」はなんですか?

面接で自分らしさを表現するための自己分析、仕事を体験できるインターンシップ、視野を広げるための業界・企業研究、準備不足に陥らないための選考対策など、先輩就活生たちの「やっておけばよかったこと」は数多くあります。そうした先輩就活生たちの体験談を参考にすることで、お子さまの就職活動を支えるためのヒントを得られるでしょう。
「もっと早く始めればよかった」「あのとき、ああしていれば……」。就職活動を終えた学生たちは、胸の内にそんな思いを少なからず抱いています。保護者としては、「うちの子にはそんな後悔をさせたくない」と願うのは当たり前のこと。では、どんなことが後悔や反省の種になっているのでしょうか。本記事では、マイナビ調査データをもとに、先輩就活生たちのリアルな声を整理。そこから見えてきた教訓を、保護者の皆さまに向けてわかりやすくお伝えします。
【調査結果】子どもが振り返る就職活動でやっておけばよかったことは?
就職活動を終えた学生は、「何をやっておけばよかった」と思い返しているのでしょうか。その体験談とマイナビのデータをもとに、保護者はどんなサポートができるのか見ていきましょう。
1.「自己分析をもっと早くやっておけばよかった!」
就活生たちの後悔で多く聞かれるのが、「自己分析」に関するものです。実際、調査でも「もっと早く取り組めばよかったこと」の上位に「自己分析」が挙がっています(27.3%)。

参考・引用:マイナビキャリアリサーチLab「2025年卒 学生就職モニター調査 8月の活動状況」
多くの学生は、ES(エントリーシート)を書いたり、面接を受けたりするなかでようやく「自分のことをうまく語れない」ことに気づきます。「自分がこれまでにどんな経験をし、何を考えてきたのか」「どんな価値観を大切にしているのか」、時間をかけて自己分析に取り組むことで、より自己理解が深まる傾向があります。
保護者としても、お子さまが自己理解を深められるよう、見守りながらサポートしていくとよいでしょう。
マイナビでは自己分析に役立つコンテンツをご用意しています。ぜひお子さまと一緒にご活用ください。
- 「お願い!他己分析」を利用する
2.「インターンシップ&キャリアに参加すればよかった!」
やりたい仕事が見つかったきっかけとして、もっとも多かったのが「インターンシップ&キャリア(※)に参加して(26.5%)」という回答でした。実際、こうした体験を通じて仕事の具体的なイメージが湧いたり、自分の適性や興味に気づくきっかけになったりしたという声が多く聞かれます。
一方で、「インターンシップ&キャリアに参加しそびれた」「選考で落ちてしまって参加できなかった」といった声もあり、「参加していればもっと違う視野を持てたのに……」と後悔する学生も見受けられました。

参考・引用:マイナビキャリアリサーチLab「2025年卒 学生就職モニター調査 8月の活動状況」
保護者はお子さまが大学3年生になってから慌てる前に、なるべく早い段階からインターンシップ&キャリアについて、さりげなく話題に出していくのがよいでしょう。今のインターンシップ&キャリアは、実際の業務を体験しながら職業観を深める貴重な場でもあります。将来に向けての視野を広げるチャンスとして、早めに意識を向けることが有効な第一歩になります。
※インターンシップ&キャリアとは、学生が企業で実習や研修的なプログラムをもとに就業体験などをする場のことです。
インターンシップ&キャリアがどういったものなのか、以下の記事で詳しく紹介しています。併せてご覧ください。
3.「大学生活にもっと力を入れておけばよかった!」
「ESに書けるネタがなくて苦労した」。これは就職活動の中で、多くの学生が抱える悩みです。しかし実際には、学業、サークル活動、アルバイト、学外活動、趣味など、大学生活でのさまざまな経験が、立派なエピソードになります。
大切なのは、目の前の活動にきちんと取り組み、自分なりに意味を見出していくこと。そうした日々の積み重ねは、就職活動で自分の魅力や強みを表現する幅を広げることにもつながります。「今やっていることが、将来につながるかもしれない」と気づかせてあげることは、保護者だからこそできる大切なサポートの一つではないでしょうか。
マイナビでは、就職活動中のお子さま向けにESの書き方やポイントを解説しています。お子さまをサポートする際には、ぜひご覧になってください。
- マイナビ「就活準備コンテンツ(エントリーシート(ES)の書き方と例文)」を利用する
4.「もっといろいろな企業を見ておけばよかった!」
就職活動を終えた学生が「もっといろいろな企業を見ておけばよかった」と反省するのは、視野を狭めて企業選びをしていたことに後で気づくためです。知名度や業界にとらわれず、自分の価値観や具体的な仕事内容を考慮して志望企業を選ぶ視点が必要です。
「業界を絞りすぎて後悔した」「視野が狭かった」という声は、就職活動後半に差し掛かるほど多くなります。マイナビのデータによると、特に未内定の学生の多くは、今後の活動方針について「業界や職種の幅を広げる」と回答しており、最初の選択が狭すぎたことへの反省が見られます。

参考・引用:マイナビキャリアリサーチLab「 2025年卒 大学生 活動実態調査(10月中旬)」
保護者としては、お子さまが早い段階から多様な選択肢に目を向けられるよう、日常生活の中での会話やさりげない情報提供を通じて、広い視野を持てるようサポートすることが大切です。
「この業界しかない」と決めつけるのではなく、「他にも似たような仕事ってないのかな?」といった柔らかな問いかけが、考えを広げるきっかけになることもあります。あくまでお子さまの意思を尊重しながら、気づきのヒントをそっと渡してあげる。そんな距離感が、保護者ならではの支え方ではないでしょうか。
マイナビでは、業界・企業に関するさまざまな情報を提供しています。お子さまをサポートする際には、ぜひご活用ください。
- マイナビ「就活準備コンテンツ(業界・職種研究)を利用する
5.「もっと早めに選考対策をすべきだった!」
ES、面接、筆記試験と、就職活動では避けて通れない関門がいくつかあります。マイナビの調査でも、「もっと早く取り組めばよかった」「時間をかけて取り組みたかったこと」として、以下が上位に入っています。
- 筆記試験対策(31.6%)
- ESや履歴書を書くための準備(21.3%)
- 対面式の面接対策(19.1%)
- WEB面接対策(16.5%)
就職活動が本格化してからでは、こうした対策に十分な時間を確保するのが難しくなるのも実情です。
マイナビ2027では、自己分析や企業研究、ES対策など、就職活動準備に役立つコンテンツが豊富に用意されており、早い段階から活用することで、就職活動本番への備えがしやすくなります。「就活準備サイトにはいろいろ有効活用できるコンテンツもあるみたいだよ」とさりげなく紹介することが、保護者としてできる自然な後押しかもしれません。
参考・引用:マイナビキャリアリサーチLab「 2025年卒 学生就職モニター調査 8月の活動状況」
マイナビでは、就職活動の選考対策としてさまざまなコンテンツを提供しています。お子さまをサポートする際には、ぜひご活用ください。
- マイナビ「就活準備コンテンツ(選考対策)」を利用する
6.「エントリーが遅れて受けられない会社があった!」
先輩就活生の反省の中には、「興味のある企業のエントリーの締め切りが過ぎていて、受けたくても受けられなかった」という声があります。就職活動では、企業によってエントリーや選考の開始時期・締め切りが異なり、スケジュールを見落としてしまうと、せっかくのチャンスを逃してしまうこともあります。
マイナビの調査によると、内定式がある10月までに平均して12.7社の選考を受けており、幅広く企業を見ることが結果的に進路の選択肢を広げるきっかけになっているようです。

参考・引用:マイナビキャリアリサーチLab「 マイナビ 2025年卒 大学生 活動実態調査 (10月中旬)」
保護者としては、「もうエントリーしたの?」「どこを受けるの?」といった急がせるような声掛けではなく、「最近、気になってる企業ってあるの?」「そういえば、エントリーの予定ってもう出てるのかな?」など、あくまで会話の中で自然に触れてみるような関わり方が有効かもしれません。一緒にカレンダーを眺めながら、無理のないタイミングで気づきを促す。そんな関わり方が、お子さまの就職活動をさりげなく支える力になるはずです。
マイナビでは企業のさまざまな情報を提供しています。なお、マイナビ2027には公式アプリもあり、インターンシップ&キャリア検索などのお役立ち情報をスマホで手軽にチェックできるほか、スケジュール管理機能では説明会の予約やプライベートの予定をカレンダーでまとめて管理できたりと、便利な機能が満載です。ぜひご活用ください。
- マイナビ「企業検索」を利用する
7.「就活にこんなにお金がかかるとは思っていなかった!」
就職活動では、スーツ購入費、交通費、飲食費など、さまざまな出費が発生します。就活生たちが口を揃えて言うのが、「思ったよりお金がかかった」という点です。

参考・引用:マイナビキャリアリサーチLab「 2025年卒 学生就職モニター調査 6月の活動状況」
とある学生からは、「就職活動にはスーツや教材など、予想以上にお金がかかるということに気づいたため、少しでも早くから必要なものを取り揃えたり、マイナビの無料動画コンテンツを活用したりする方がより効率的に就職活動を進められると思います」との声がありました。
マイナビ2027では、無料で視聴できる就活準備講座が数多くあります。自己分析・自己PR講座、業界研究・企業研究講座をはじめ、企業担当者や先輩就活生をゲストに迎えた講座など、多種多彩な動画コンテンツが視聴できます。こうした情報をうまく活用することも、就職活動の準備を進めるうえで役立つ工夫の一つとなります。
- マイナビ「就活準備コンテンツ」を利用する
保護者としては、金銭的な支援が難しい場合でも、「何かあったら遠慮なく言ってね」と一言伝えておくだけで、お子さまにとっては大きな安心材料になります。就活費用の目安などを一緒に確認しておけば、いざというときにも落ち着いて対応できますし、お子さまが自分で計画的に動くきっかけにもなるでしょう。
就職活動にどのぐらいの費用がかかるのか以下の記事でも詳しく解説しています。併せてご覧ください。
よき相談者になるため保護者の雰囲気作りが大事
先輩就活生の多くは、誰かに相談することの大切さを痛感したようで、就職活動を振り返って以下のように語ります。
- もっと友達に聞けばよかった
- キャリアセンターに相談すればよかった
- 親にも話せばよかった
とある学生の言葉が印象的です。「周りの人を頼るのも大切だと感じた。就職活動の知識が豊富な人もいれば、経験談を教えてくれる人もいるし、家族も自身の経験から相談に乗ってくれると思う。プライドが云々という考えは捨てて、いろいろ教えてもらったほうがよい」。保護者の皆さまには、ぜひ「話しやすい雰囲気」を心がけていただくとよいでしょう。上から目線のアドバイスではなく、「どう? 何か困ってない?」とそっと寄り添う言葉が、お子さまの大きな支えになります。
キャリアや就職活動について、お子さまとどのようなことを話し合えばよいのか、以下の記事で接し方やポイントを詳しく解説しています。併せてご覧ください。
まとめ
本記事では、就職活動を終えた先輩就活生たちの声から見えてきた「やっておけばよかったこと」をもとに、保護者としてどのようなサポートができるのかを考えてきました。自己分析やインターンシップ&キャリア、業界研究、選考対策、さらにはエントリーの時期や就活費用の備えなどが重要であることがうかがえます。
保護者として大切なのは、普段の生活の中で自然に声を掛けたり、必要なときにそっと手を差し伸べられる存在でいたりすることです。お子さまが迷ったときに「話してみようかな」と思えるような、安心できる相談相手になれることが、何より心強い支えになるのではないでしょうか。
マイナビでは、現在の就職活動の基礎情報だけでなく就活準備コンテンツも充実しております。お子さまを理解して適切なサポートをするため、ぜひご覧ください。
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マイナビでは、就職活動中のお子さま向けに役立つ情報を提供しております。お子さまをサポートする際には、ぜひご活用ください。






